チームラボは、2009年12月28日-31日に幕張メッセで行なわれた「COUNTDOWN JAPAN 09/10」において、浮遊する光の物体「TEAM BALL」によるインスタレーションを行った。
COUNTDOWN JAPAN 09/10は、ロッキング・オン社主宰により幕張メッセで行われる年越しロック・フェスティバル。同イベントにおいて、チームラボが、触れると光が発生する球体「TEAM BALL」によるインスタレーション演出を行った。
TEAM BALLは、空間を浮遊する直径1.5mの光の球体で、ユーザーが球体をトスすることにより光の色が変化するというもの。球体は、他の球体と無線による同期を取ることができるため、ひとつの球体の色が変化すれば、他の球体も連動して同じ色に変化させることもできる。また、球体は、無線により会場自体とも動機を取ることが可能。ユーザーのトスにより、会場全体の照明やVJスクリーンを一斉に変化させることもできる。動画は実験映像。
TEAM BALLを用いれば、ユーザーが観客としてVJや演出家の演出を楽しむだけではなく、浮遊する物体をトスすることによって空間演出への参加もできるとのこと。
なお、インスタレーションでは、各々の球体、会場、VJ用のディスプレイはそれぞれ独立してインテリジェントに自律。互いは、無線によるP2P(Peer to Peer)で連動している。