毎日コミュニケーションズは12月25日、季刊のITプロフェッショナル向け専門誌『システム開発ジャーナル Vol.12』の発売を開始する。価格は1,880円。判型はB5正寸で、全国の主要書店やネット書店にて販売される。
同誌は「価値を"創造"するITプロのための技術支援情報誌」として、主に開発現場の上流工程を担当する人材や、ユーザー企業の情報システム部門に従事する読者層をターゲットとしている。
Vol.12の特集1は「開発ツール"連携"活用術」。
本特集はEclipseやSubversion、Trac、Maven、Hudsonといった現場でおなじみのツールを使った効率的な作業の実現を目的とし、各ツールの連携活用方法が一挙に紹介されている。また、注目度の高まりを見せている分散型バージョン管理システム「Git」の活用方法も網羅されており、保存版的内容となっている。開発現場に1冊は置いておいた方がいいだろう。
特集3では、製品の機能や性能の向上が著しいUTM(統合脅威管理アプライアンス)について導入のヒントになる情報を掲載。もはや単なるセキュリティ対策製品の枠を超えようとしているUTMについて、最新の脅威動向を踏まえながら、主要ベンダー各社の特徴を知ることができる。製品選定時のみならず、業界動向を手早く探るために役立つことだろう。
なお本号の連載記事「組込み開発ジャーナル」では、11月に開催された「ETロボコン2009チャンピオンシップ大会」のレポート記事も掲載されている。