バッファローは、RAID 0/1/5/10対応NAS「TeraStation」(テラステーション)のエントリーモデル「TS-XEL/R5」シリーズを発表した。ラインナップは、容量2TBの「TS-XE2.0TL/R5」、4TBの「TS-XE4.0TL/R5」、6TBの「TS-XE6.0TL/R5」。発売は12月下旬で、価格はそれぞれ85,000円、106,000円、138,000円。
TS-XEL/R5シリーズは、データ転送速度の向上やバックアップ機能の強化などを行った、RAID 0/1/5/10対応NAS。従来製品TS-HTGL/R5シリーズと比較して約1.9倍のデータ転送速度を実現。複数PCによる同時アクセス時の転送速度も約2.2倍に高速化した。
TeraStation共通のカートリッジ式HDDを利用できるため、メンテナンスの利便性も継承した他、新たにホットスワップに対応。電源を落とすことなくHDDを交換できる。ホットスペア機能により、3台のHDDでRAID5を構成し、1台をスペアディスクとして運用可能。1台のHDDが故障した際もスペアHDDが稼動し冗長性を維持できる。
この他、Active Directory対応のユーザー/グループ管理機能、各ユーザー/グループごとに容量を制限できるクオータ機能、暗号化などの管理機能を採用。ネットワーク接続用とは別のLANポートにもう1台の「テラステーション」を接続してバックアップできる「レプリケーション機能」、クライアントPC未使用時に電源をOFFする電源連動機能、深夜/休業日などに電源を自動切断するタイマーON/OFF機能もサポートしている。また、Mac OS X標準搭載のバックアップ機能「Time Machine」にも対応。
インタフェースは、10/100/1000BASE-T対応有線LAN×2、USB 1.1/2.0×2。サイズはW170×H215×D230mm。重量は約8.0kg。LANケーブル(2m)、ACケーブル(1.6m)、フロントパネル開閉鍵×2などが同梱。