ねこじゃらしは、法人向けにLinux/Mac/Solaris/Windows対応オンラインバックアップを行う「BackStoreクラウドバックアップサービス」を開始した。18日よりMac OS X 10.4/10.5向けソフトを先行配布し、順次Mac OS X 10.6向けおよびWindows向けをリリース。マルチプラットフォーム化を展開予定としている。
価格は、1GB10円(1日ごと/圧縮済み総量)となる従量課金の基本プラン(月額算出/税別)、月額15,000円(税別)の50GBコース(アカウント料5台分含む)/月額30,000円(税別)の100GBコース(アカウント料10台分含む)からなる定額プランを用意。それぞれ1台追加ごとに500円(税別)追加となっている。
BackStoreは、対象となるクライアントマシン上に専用ソフトをインストールし、新規作成データ/差分データの自動バックアップを行うサービス。データの暗号化には448bit Blowfish、通信経路には128bit SSLを利用可能で、セキュリティの完備された国内データセンターに保管を行う。また、消去したデータの復元も行える無制限の世代管理や、重複データを除外可能なブロックレベルの重複排除(De-duplication)機能を採用。ファイルサイズも無制限な上、ローカル環境で削除したファイルも保存し続けることが可能。バックアップ状況は課金の詳細はユーザー向けページよりいつでも確認できる。データの復元はどこからでも行える他、バックアップ元以外のマシン上でもリストア可能。
BackStore専用ソフトの動作環境は、Mac OS X 10.4/10.5、PowerPC G4/G5、Intel CPU搭載のMac。1GBメモリ。250MB以上のHDD空き容量。
18日現在のサービス対応済みOSは、Mac OS X 10.4/10.5。Mac OS X 10.6は近日対応予定。また、今後対応予定のOSは、Linux(CentOS/Debian/Gentoo/KBuntu/Red Hat/Ubuntu)、Linuxサーバソフトウェア(Kernel 2.6)、Windows XP(32bit)/Vista(32/64bit)/7(32/64bit)、Windows Server 2003/2008、Solaris 10、Solarisサーバソフトウェア(OpenSolaris)、VMware Server Software Image(ServerまたはFusion)。なお、サーバOSおよびLinux/Solarisについてはサポート外としている。