エーアンドエーは、CADソフト「Vectorworks」の最新バージョン「Vectorworks2010」シリーズを2010年1月15日に発売する。
2010年に新たに発売となる「Vectorworks2010」シリーズでは、ベーシックCAD「Vectorworks Fundamentals」、建築BIM支援CAD「Vectorworks Architect」、上位版となる「Vectorworks Designer」、レンダリング機能を拡張した各「with Renderworks」シリーズのスタンドアロン版全6ラインナップが登場。あわせて、ネットワーク環境内でのライセンス管理を効率化するフローティングライセンス方式を採用した「Vectorworksネットワーク版」シリーズの4ラインナップを加えた、合計10製品をラインナップしている。
本バージョンでは、シーメンス PLMソフトウエア社製「Parasolid」モデリングカーネルを利用した機能が強化。新たに2D-DCM(Dimensional Constraint Manager)を搭載し、寸法図形による図形拘束を実現している。また、寸法から図形へ、図形から寸法へと、双方向の編集性能を追加した。さらに作図環境では、2D図形と同様に3D図形へも細かくスナップでき、境のない2D/3Dデザイン環境を実現している。
最新バージョンでは2D図形を平面オブジェクトとして表示されることが可能となったため、2D図形に3D生成コマンドを利用できるだけでなく、2Dのままボリューム感やオブジェクト同士の距離感を確認することも可能 |
Vectorworks2010シリーズ各製品の価格についてはこちらを参照。