シトリックス・システムズ・ジャパンは、中堅・中小企業を対象とした最大75ユーザーまで利用可能なアプリケーション仮想化製品「Citrix XenApp Fundamentals」の提供を開始した。12月17日よりシトリックス認定パートナーより提供される。

XenApp Fundamentalsは、従来、個々のクライアントPCにインストールしていた各種Windowsアプリケーションをサーバにインストールして実行し、クライアントPCにはアプリケーションの実行画面イメージのみを配信する。

これにより、運用管理者はアプリケーションのインストールやアップデート、パッチの適用などをサーバ上で一括管理できるため、運用管理が軽減される。

サーバへのインストールは、専用インストーラにより、数回のクリックで完了し、運用管理も「Quick Start」ツールにより、プリンタやネットワーク上のリソースへのアクセス権も簡単にでき、ユーザーの役職などに応じた利用アプリケーションの設定も容易に行えるという。

また、アプリケーションサーバ、ライセンスサーバ、Secure Gateway、WebInterface等のコンポーネントを1台のサーバで統合して運用できる。

サポートするクライアントは、Windows 7を含むWindows OS搭載PCのほか、Mac、Linux、シンクライアントデバイス、Windows CE/ Mobile、iPhoneに対応する。