米Microsoftは16日(米国時間)、検索サービス「Bing」のiPhone/ iPod touch用アプリの提供を開始した。Windows Mobile版、BlackBerry版に続く、Bingのモバイルアプリになる。対応デバイスはすべてのiPhoneと第2世代のiPod touchで、iPhone OS 3.0以降が必要。App Storeから無料で入手できる。
パソコン用Webブラウザ版のBingと同様、iPhoneアプリ版Bingでもホームスクリーンにトリビア情報を含むBingイメージが日替わりで表示される。検索カテゴリはWeb、画像、ニュース、マップ、ビジネスの5つ。ソフトウエアキーボードのほか、音声による入力が可能。たとえば"san francisco weather"と言うだけで、サンフランシスコの天気情報が結果のトップに表示される。
このほかロケーション機能を利用して周辺のショップ/レストラン/ビジネス、上映中の映画などの情報に数タップでアクセスできる機能を備える。ロケーションはマップ検索や道案内機能とも連係する。
マップを片手で使用できるように、マップ画面にズームアウトと現在地に移動するためのボタンが用意されている(ズームインはダブルタップ)。マップの拡大・縮小は高速かつスムース。これにはLive Labsで開発されているSeadragonテクノロジが用いられているという。