Google Web Search

Make Your Results Look Better on Google.comにおいて、Googleの検索結果では「長いURL」よりも「短いURL」の方がユーザにクリックされやすい傾向があるということが報告されている。Webサイトにおいてあるページを指し示すURLが複数あることは珍しくない。パラメータが多ければURLも長くなる。URLにパラメータを追加するのはトラッキング情報を得たりカテゴリナビゲーションを実現したりするためであることが多く、組み合わせもさまざまだ。

URLの例
短いURL http://www.example.com/product?id=388
長いURL http://www.example.com/product?id=388&category=748&sessionId=4754379899

ユーザの動向を追跡してサイトの改善に役立てることは有益だが、検索結果に長いURLが表示されて、そもそもユーザに訪れてもらえないということになると本末転倒だ。Make Your Results Look Better on Google.comでは、たしかにGooglebotがクロールする段階で「あるページ」を指し示すのに複数のURLが存在していることは珍しいことではなく、さらにどのURLを検索結果に表示すればいいかは不透明なことが多いと説明している。

同記事では、そうした場合はHTMLのheadセクションでlinkタグを使って、Googleの検索結果に表示してほしいURLを指定できると紹介している。次のようにlinkタグを使って、検索結果に表示してほしいURLを指定できるという。

<link rel="canonical" href="http://www.example.com/product?id=388">

常に短いURLが表示されると、情報収集という観点上都合が悪いことも多い。これに関しては、Google Product SearchProduct Listing AdsAdWords Product extensionsに関しては従来どおりフィードやAPI経由で指定したURLが表示されるようになっており、トラッキングなどに活用できる状況になっていると説明がある。