ビットアイルは14日、デジタルコンテンツ制作・編集業務に特化したクラウドサービス『デジタルコンテンツ制作事業者向けオンデマンドサービス』を開始した。高精細な映像制作などで必要なレンダリング・エンコーディング処理のためのリソースをオンデマンドで提供する。

アニメ・ゲーム・映画などの制作現場では、デジタルコンテンツのフルハイビジョン化などにともない、高性能な処理能力を持つITインフラを必要としている。本クラウドサービスは、制作会社による高コストなITインフラ投資を不要とし、制作業務に必要なコンピュータリソースを提供するというもの。CGのレンダリングやエンコーディング処理など業務内容に応じ、2カ月からの短期利用が可能となっている。

同社データセンターには、IBM製サーバ「IBM System x」によるHPC(High Performance Computing)システムを構築。安定運用および高セキュリティ環境を提供する。