Synthetic Corpは、懐かしのトイカメラを再現したiPhoneアプリ「Hipstamatic」を発売した。本アプリでは、その独特の画質のみならず、レンズやフィルム、フラッシュ交換などの楽しみを味わえるようデザインされている。価格は230円。

アプリと起動すると、トイカメラならではのプラスチックな質感を再現したボディーが現れる(左)。画面中央の小さなファイダにより被写体を捉えて、黄色いシャッターボタンで撮影する(右)

Hipstamaticは、200個に満たない個体が製造・販売されたというトイカメラ「Hipstamatic」を元に開発されたカメラアプリ。レンズやフィルムを交換し、独特の画質を得られることで人気となったHipstamaticの魅力を再現しており、iPhoneカメラで撮影された写真をアナログへと回帰させてくれる。小さなファインダを模した画面により撮影が可能だ。さらに、スワイプによりレンズ交換、フィルム(フレーム)やフラッシュの種類の選択も行えるようになっている。そのほか、撮影された写真は、iPhone内のアルバムライブラリに保存されるほか、Facebookに設けられたコミュニティに投稿することも可能となっている。なお、アプリに標準添付されるのは、「John S Lens」、「Jimmy Lens」の2種類のレンズと、「Ina's 1969 Film」、「Kodot Verichrome Film」の2種類のフィルム(フレーム)、フラッシュ1種類のみ。さらに2種類のレンズとフィルム(フレーム)、3種類のカラーフラッシュなども追加購入(in App Purchase)することができる。

Hipstamaticに標準添付されるレンズ、フィルムの組み合わせで撮影した写真。左からJohn S Lens×Ina's 1969 Film、John S Lens×Kodot Verichrome Film、Jimmy Lens×Ina's 1969 Film、Jimmy Lens×Kodot Verichrome Film

Hipstamaticで利用できるレンズの種類は、全部で4種類。うち2種類については追加購入(99セント)が必要