UbuntuリリースチームのSteve Langasek氏は12月10日(グリニッジ標準時)、Ubuntu Linuxの次期バージョン「Ubuntu 10.04 LTS」のアルファ第1版の公開を発表した。2年ぶり、3度目のLTS(ロングタイムサポート)版となるUbuntu 10.04、開発コード名は"Lucid Lynx(クリアなヤマネコ)"だ。派生バージョンのKubuntu、Xubuntuも同時にリリースされている。
カーネルには、先日リリースされたばかりのLinux 2.6.32を採用、また、9.10から非推奨となっていたデバイス管理システムのHALが完全に削除された。GNOMEのバージョンは2.29.3で、多くの改良点が見られる。なお、KDE版のKubuntuではKDE SC 4.4 beta 1が採用されている。
ISOイメージのダウンロードは以下のサイトなどから行える。
なお、Ubuntu 10.04 Alpha 1は開発者向けのアルファバージョンであるため、一般ユーザの利用は推奨されていない。