日本オラクルは、今年の10月「Oracle OpenWorld」サンフランシスコで発表されたサーバ仮想化ソフトウェア「Oracle VM 2.2」を、日本市場に提供すると発表した。
「Oracle VM 2.2」は、Xen 3.4および「Oracle Enterprise Linux 5.3」をベースとした新しいカーネル(dom0)を採用し、、Intel Xeon プロセッサ5500シリーズ(コード名Nehalem)、Six-Core AMD Opteron プロセッサに対応している。
新しいCPUパワーマネジメント、メモリー管理およびダイレクト・ディスクI/O機能を特長とし、2009年夏に買収したVirtual Ironテクノロジーの「Oracle VM」への初期統合として、Virtual Iron仮想マシンを「Oracle VM」イメージに移行する機能などを提供している。
そのほか、最新の「Oracle Cluster File System (OCFS2) 1.4」にアップグレードし、スパースファイルサポートといった機能を活用して、仮想マシンのプロビジョニングやクローニングを提供している。