日本ヒューレット・パッカードは7日、x86サーバ「HP ProLiant」シリーズに、1ソケット用のIntel Xeon 3400番台搭載のエントリー向け新モデル「HP ProLiant ML110G6」および「HP ProLiant DL120G6」を追加すると発表した。出荷開始は12月下旬。価格はML110G6が93,450円から(HP Directplus販売専用)、DL120G6が110,250円から。
ML110 Generation 6は、1ソケット用のタワー型サーバのエントリー機種。DDR3メモリを採用し、リモート管理機能「Lights-Out 100i」を搭載するほか、HDDのデータセキュリティを強化するセキュリティチップモジュールにも対応している。
DL120 Generation 6は、ラックマウントのエントリー機種で、きょう体は1Uラックマウント型。ハードディスクのホットプラグに対応、前世代機の2倍となるストレージ容量とネットワーク帯域を実現する4つのSAS/SATAドライブベイや、2つのネットワークポート、さらに2つのPCI Express 2.0対応拡張スロットを搭載。リモート管理機能「HP Lights-Out 100i」も標準装備する。
高密度ブレードの新製品、既存製品の価格改定も
あわせて同日、「HP BladeSystem c-class」用のブレードサーバ新機種として、Intel Xeon 5500番台×2基を搭載する「HP ProLiant BL2x220c Generation 6」も発表した。DDR3用にDIMMスロット×6基(最大容量96GB)を備え、SSD/SATAドライブ用に1ベイ、オンボードの1GbEのネットワークインタフェースを2ポート、PCI Express 2.0対応の拡張スロットを1スロット搭載したノードを、0.6Uの筐体に2ノード搭載できる高密度設計が特徴。こちらの価格は1,263,150円から。
さらに、HP ProLiantサーバ、同オプション製品についての価格改定も実施する。HP ProLiantサーバ76製品について最大25%、平均7%、オプション164製品について最大71%、平均17%の値下げをするというもの。