ストリートアートの代表格、グラフィティにまつわる本格的なシンポジウム「ポストグラフィティの開拓線 "Frontier of Post-Graffiti"」が行われる。日時は12月19日、在日フランス大使館 別館1Fにて。入場無料。
同シンポジウムは、フランス大使館主催によるイベント「No Man's Land(ノー・マンズ・ランド)」の関連企画。ストリートアートの中でも最もアクチュアルで国際的な広がりを見せるグラフィティという表現手段について、急速に複雑化しポスト・グラフィティと呼び得る状況の到来を受け、「未開拓なままのグラフィティの土地を切り拓き、地平線のように開けた見晴らしを獲得する」ことを動機として行われるもの。
第一部は、酒井隆志氏(社会思想史/都市文化論)、南後由和氏(社会学、都市・建築論)、大山エンリコイサム氏(美術家)をパネリストに迎えた「スタイルとシミュラークルのはざまで--動物的自己批判」。第二部は林文浩氏(プロデューサー、編集者、作家、俳優)、荏開津広氏(one hand clappin')、大山エンリコイサム氏による「グラフィティは2回爆発したのか?!--ポストグラフィティのパースペクティブ 」の2部構成で行われる。
第一部は14時より、第二部は16時より開始。入場は無料で、在日フランス大使館 別館1F にて。