バッファローは、3年分のウイルスパターンファイル更新ライセンスを付加したウイルススキャン機能搭載の、法人向け集中管理対応セキュリティーUSBメモリ「RUF2-HSCUW/3」シリーズを発表した。容量タイプは2/4/8/16/32GBの計5モデル。価格は、2GBが16,600円(税別)、4GBが21,600円(税別)、8GBが26,600円(税別)、16GBが31,600円(税別)、32GBが41,600円(税別)。発売は12月下旬。
RUF2-HSCUW/3は、USBストレージ組み込み型ウイルス対策ソリューション「Trend Micro USB Security for Biz」をウイルススキャン機能として内蔵するUSBメモリ。企業、自治体、学校などの利用を想定し、システム管理者向け集中管理設定ソフトウェア「SecureLock Manager」(有償)に対応し、企業/自治体ごとのセキュリティー設定が可能。
RUF2-HSCUW/3シリーズをPCに挿入すると、内蔵ウイルス検出ソフトを自動的に常駐させ、USBメモリに書き込まれるファイルの常時監視が行われる。ウイルス検出時は、警告表示とともに感染ファイルをUSBメモリ内の専用フォルダに隔離する。また、ウイルス検出結果一覧をログで確認でき、一覧から隔離ファイルを復元・削除が行える。パターンファイルの自動更新は、インターネットに接続しているPCにつなぐことで行われ、新種・亜種のウイルスにも対応可能。
パスワード認証が可能な他、ハードウェアによる自動暗号化機能を搭載しており、USBメモリにデータ保存やコピーを行うだけで自動的にAES256bit方式で暗号化して書き込まれる。万が一の盗難や紛失時、RUF2-HSCUW/3シリーズ本体が分解されても、データは暗号化されており復元できない。
インタフェースはUSB 1.1/2.0。Windowsスタンバイ対応。サイズはW76×H9×D19mmで、重量約12g。対応環境はWindows 2000 SP3/XP(32/64bit)/Vista(32/64bit)/7(32/64bit)、Windows Server 2003(32/64bit)/2008(32/64bit)。Mac OS X 10.4以降/10.6以降。ウイルスチェック機能は、Windows 2000 SP4/XP SP2/Vista(32/64bit)/7(32/64bit)対応。