東光電気と東芝は12月1日、新会社「東光東芝メーターシステムズ」の営業を開始したと発表した。

新会社は、東光電気と東芝の計器事業を統合するかたちで設立。電力会社、ガス事業者、水道事業者、一般産業向け計器に関わる開発、製造、販売を手掛ける。

両社は新会社の事業内容について、「東光電気、東芝の有する技術、ノウハウ等を統合し、計量機器全般の効率的な製造・販売の仕組みを構築するとともに、お客さまニーズを踏まえた高品質かつ価格競争力の高い次世代計器の開発、安定供給と販売拡大を図る」と説明しており、スマートグリッドの議論が進んでいる海外市場への展開も視野に入れているという。

資本金は4億8000万円。出資比率は、東光電気が51%、東芝が49%。昨年度の両社の実績から算出した売上高は約130億円。神奈川県川崎市の浮島と埼玉県蓮田市に主要事業所を構える。