チームラボは12月10日より、東京・新宿のコニカミノルタプラザにて開催される「コニカミノルタ環境企画展」にて、新作映像『百年海図巻』を発表する。また、2008年12月に仏ルーブル宮にて発表した『花と屍』も同時展示する。
コニカミノルタ環境企画展は、地球環境保全を経営の根幹と位置づけ、製品ライフサイクル全体を見据えて環境負荷を低減する活動を推進するコニカミノルタが、毎年、環境問題をテーマにしたアーティスト作品展を開催。本年は、テクノロジー、アート、デザインの境界線をあいまいにしながらメディアを超えた活動を行う、TEAMLAB★NETによる展示を行うこととなった。
今回展示されるのは、チームラボが新たに制作した作品『百年海図巻』。同作品は、上映時間が100年の映像作品で一世紀後に向け温暖化により上昇していく海面の様子を日本画風に、現実の時間軸で写し続けるというもの。
コンピューター上で創り上げられた仮想の3次元空間を、日本の古典絵画に見られる先人の空間認識を探りながら新たな解釈で平面に落とし込んだ映像で、メインで展示される『百年海図巻 空間展開』は、次世紀まで上映し続ける『百年海図巻』を、体感可能な時間にまで縮め、より直感的に体験できるよう演出したインスタレーション。
また、2008年12月にフランスの装飾美術館、2009年5月にニューヨークで開催された「感性kansei -Japan DesignExhibition-」において使用するために制作された映像作品『花と屍』も合わせて展示される。
コニカミノルタ環境企画展『百年海図巻』
会場 | コニカミノルタプラザ |
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会期 | 12月10日(木)から12月21日(月) |
開場 | 10時半から19時(最終日は15時閉館) |
入場料 | 無料 |