富士通は、同社のブレードサーバ「PRIMERGY BX900」が平成21年度の地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞したと発表した。
この賞は環境省が平成10年度から、地球温暖化対策を推進するための一環として、毎年、地球温暖化防止月間である12月に、地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体に対し、その功績をたたえるため行っているもの。
富士通は、技術開発・製品化部門で、川崎重工業、関西電力・日立製作所とともに受賞した。環境省では「PRIMERGY BX900」の功績を、
『高密度性を特徴とするブレードサーバの課題である消費電力、発熱の低減に関して、徹底した低電力部材の採用やブレードサーバ内の冷却効率追求により、消費電力のみならず、データセンター全体の空調への負荷軽減に貢献。具体的効果として約3年前のラックマウントサーバ(自社製品)に比べ40%の省電力を実現した』
と評価している。
なお、表彰式は12月2日に、東京の「KKRホテル東京」で開催される。