「丸明オールド」等をデザインしたフォントデザイナーの片岡朗氏(カタオカデザインワークス)によるフォント、「丸丸gothic」が12月に発売されることとなった。
片岡朗氏は人気フォント「丸明オールド」をはじめ「iroha gothic」、「丸明朝体」などの開発で知られるフォントデザイナー。今回、片岡氏による新たなフォント「丸丸gothic」が12月に発売されることとなった。
同フォントは、1書体につき2つの文字組みができるため漢字の使いわけが可能。多少堅い、オーソドックスなイメージを与えるカーブが小さいSr(Small round)と、篆書のようなやさしさとかわいさを持つカーブが大きいLr(Large round)がセットとなっている。
また、かなはわずかな形のちがいのあるA,B,Cの3種類が用意されており、漢字と同様、Sr/Lr ともに同じかなが用意されている。さらに、ローマ字、ロシア文字、ギリシャ文字、数字は1種類で共通。太さは1種類で本文用としてデザインされている。
価格は、丸丸gothicA(漢字SrとLrがセット),B(漢字SrとLrがセット),C(漢字SrとLrがセット)それぞれ単品価格で4万5,150円。丸丸gothicAB,AC,BCそれぞれ2書体セットで6万6150円。丸丸gothicABCの3書体セットで8万1,900円。カタオカデザインワークスによるフォントのユーザーには3書体のセット版のみユーザー割引価格が用意されている。
購入方法は、Webサイトより申し込みフォームをダウンロード。必要事項を記入して、Faxで送信して申し込み。なお、丸丸gothicの申し込みはカタオカデザインワークスによるフォントのユーザーを優先とのこと。急ぎで必要な場合は、丸明朝体ファミリー、iroha gothicファミリーのいずれかを同時に申し込む必要がある。
対応OSは、MacOS 7.5.1JからIntel Mac、Windows 2000、WindowsXP、Vistaで、種別はTrue Type。書体の詳細、申し込み方法等については、Webサイトを参照。