インフラジスティックスは11月24日、「NetAdvantage for Web Client 2009 Volume 2」をリリースした。

この製品パッケージには、Visual Studioユーザー向けのSilverlightとASP.NET対応のUIが含まれている。

今回のVolume 2では、業務用SilverlightコンポーネントとASP.NETコンポーネントにおいて、新機能の追加やパフォーマンスの向上が図られている。特にグリッドでは、数百万行のデータをロードする際にも瞬時に結果を表示する最適化がなされているという。

Silverlightコンポーネントでは、Silverlight上でのドラッグ&ドロップを実現したドラッグアンドロップ フレームワークや直感的なユーザーインタラクションを実現するxamWebSlider、業務アプリケーションに必須のコンテキストメニューを追加するxamWebContextMenu、Silverlight上でHTMLコンテツを表示することを可能とするxamWebHtmlViewerといったコントロールが追加されている。

一方、ASP.NETコンポーネントでは、階層構造を持ったASP.NET AJAXグリッドWebHierarchicalDataGridが、新たなコントロールとして追加されている。

このコントロールでは、複数子バンドの扱いが可能となっているほか、アニメーションやロードオンデマンドなどの業務アプリケーションに最適な機能が提供されている。

そのほか、WebEditors、WebMonthCalendar、WebDataPickerといったコンロールも追加されている。

価格は、1ライセンス14万8000円(税抜)、プライオリティサポート付きは1ライセンス19万8000円(税抜)となっている。