マイクロソフトがWindows Azureのコンテストを実施している。

コンテストの名称は「Cloud Bootstrap ~Windows Azure 開発コンテスト & タイムトライアル ~ powered by Microsoft Tech・Days 2010」。タイトルからもわかるとおり、「Microsoft Tech・Days 2010 "Best of PDC"」向けのイベントの1つとして開催されており、入賞者は同カンファレンスにおいて表彰される予定だ。

Cloud BootstrapのWebサイト

Cloud Bootstrapでは2種類のコンテストが用意されている。1つは、Windows Azure上で動作するアプリケーションを開発し、その出来を競う「アプリケーション開発部門」。もう1つは、Windows Azureへのアップロードからデプロイ完了までの時間を競う「タイムアタック部門」になる。

前者は、発想のユニークさや、ユーザーエクスペリエンスの高さが主な審査項目。ただし、それらに加えて、「既存資産の活用度」という点も重視されている。これは、Windows Azureの実利用を意識したもので、「インターネットやクラウド上でサービスを展開していくために、既存資産を上手に活用して短期間で開発できること」が評価対象となる。

応募できるのは、.NETまたはPHPで開発したアプリケーション。作成するアプリケーションのジャンルは不問。Windows Azure、SQL Azure、.NET Servicesのサービスが利用できるほか、開発環境としては、Windows Azureの開発環境.NET Servicesの開発環境(SDK)が使用できる。

入賞者は、Microsoft Tech・Days 2010に招待されるほか、同カンファレンスおよびMicrosoftの運営するWebサイトにてプロモーションすることが可能。記念品も贈呈される。

一方、後者のタイムアタック部門に関しては、純粋に操作の早さが焦点になる。アプリケーション開発部門と同じ規定内で開発された独自アプリケーション、もしくは後日公開されるサンプルアプリケーションを使用して、いかに短時間でアップロード~デプロイ完了を終えられるかを競う。上位入賞者には、Windows Live対応デジタルフォトフレームなどの記念品が贈呈される予定。

いずれの部門も応募はすでに受付られており、締め切りは2009年12月31日(木)の正午。応募者には参加賞が用意されているほか、先着500名には特別なプレゼントも贈られる予定。

応募方法の詳細は、こちらのWebサイトで確認してほしい。