Salesforce.comの年次ユーザー&デベロッパーカンファレンス「Dreamforce '09」が、11月17日(現地時間)に米国サンフランシスコでスタートした。同カンファレンスは20日まで計4日間にわたって行われる。
同カンファレンスは年々規模を拡大しており、今回は約1万7,000名の参加者が見込まれる。
SaaSベンダーの先駆者である同社は、クラウドコンピューティングにおいてもパイオニア的存在であり、同カンファレンスもクラウドを中心に展開される。300以上のセッション、250以上のスポンサーパートナーが出展するデモブースで、最新のクラウドコンピューティング関連の技術が紹介される。
同日夕方より、展示会場の公開がスタートし、多くの人が詰め掛けた。各ブースでは熱心に質問を行う参加者の姿が見受けられた。
同社のブースでは、「SalesCloud 2」、「ServiceCloud 2」、「CustomerCloud 2」という新たなクラウドアプリケーションの展示コーナーが目立っていた。ちなみに、これらアプリケーションの詳細は、18日に行われる基調講演で発表される模様。本誌では引き続き、同カンファレンスの様子をお届けする。