アドビ システムズは映像制作会社ロボットと、アドビの映像制作のための統合製品である「Adobe Creative Suite Production Premium」を活用した効率的な次世代映像制作ワークフローの実現に向けて提携したと発表した。

アドビ システムズ社は映像制作の企画、撮影、編集といった各工程において、幅広く利用されている統合映像制作ソリューションProduction Premiumを提供している。今回の提携によりアドビは、より日本の映像制作側の視点に近いソリューションの開発を強化するとのこと。また、ロボットはCM、映画制作、アニメーション、CG、Webの共通ツールとしてProduction Premiumを活用して、効率性、安全性が高く、かつシームレスなデータ交換を可能にする次世代映像制作ワークフローを開発する。同社はアドビシステムズの製品を活用し、ワークフローの最適化、RED ONE等の最新のテープレスフォーマットへの対応を実現し、これまで以上に品質の高い映像作品の提供が可能になるとしている。

今回の提携に合わせて両社は、次世代アニメーション制作ワークフローのための開発協力を予定している。ロボットはProduction Premium を使い、アニメーション制作における社内の次世代ワークフローを開発。アドビは、ロボットのアニメーション制作チームとの情報交換を通じて、アニメーション制作における理想的なワークフローや機能活用を提案するとのこと。