ソフトウェア・トゥーは、DxO Labsのデジタル一眼レフカメラ / レンズ用自動画質補正&RAW現像ソフトウェア「DxO Optics Pro 6」が、DxO Labsより発売されたことを発表した。価格はスタンダード版が1万9,800円、エリート版が3万9,800円。なお、DxO LabsのWebサイトでは12月31日まで33%ディスカウントキャンペーンを実施する。
同ソフトは、高ISOでの撮影や一般的な写真のシャドウ部分で発生する強いノイズによる色の偏りや、低い空間周波数によって起きる比較的広範囲の色のついた"しみ"状のノイズを排除する、新しいノイズ低減技術を導入。これによって、高いISO値で撮影された写真を美しくしたり、シャドウ部分や暗いエリアを明るくデジタル処理することが可能とのこと。
また、カメラとレンズを組み合わせた撮影距離、露出条件、焦点距離等の測定の結果から得られた演算モデルをモジュール化した光学自動補正機能を搭載。光学モジュールは1,600以上が用意されており、アプリケーションが自動的に検出してダウンロードするほか、新モジュールの追加も行われる予定。
インタフェイスも改善されており、初心者でも簡単にRAW現像が行えるように刷新されたほか、パレットのカスタマイズやプロジェクトウィンドウの複数列表示などが可能になっている。
Windowsでの動作環境は、対応OSがWindows XP / Vista / 7(32もしくは64ビット)、CPUがPentium 4またはAMDの同等プロセッサ、メモリが2GB以上などとなっており、20Mピクセル以上のRAW画像処理には64ビットOS / 4GB以上のメモリが推奨されている。Macintoshでは、対応OSがMac OS X 10.4 / 10.5 / 10.6、CPUがPowerPC G4 / G5 / Intel、メモリが2GB以上など。ただし、Macintosh版は2010年上期のリリース予定。