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Oracleは9日(米国時間)、Oracle Berkeley DB Java Editionのメジャーバージョンアップとなるバージョン4.0を公開した。Oracle Berkeley DB Java EditionはOracle Berkeley DBプロダクトファミリーのひとつで、デュアルライセンスで提供されているため、オープンソースソフトウェアとしても利用可能。すべてJavaで開発されており、アプリケーションに組み込んで利用できる。
4.0では従来のバージョンと比較して並列処理を必要とするアプリケーション向けのパフォーマンスが大幅に改善されているほか、高可用性と高いスケーラビリティを実現するためのレプリケーション機能が提供されている。また、モニタリング機能が改善されており、JConsoleユーティリティから簡単に利用できるプラグインも同梱されるようになった。
Berkeley DBは組み込みデータベースとして活用されることが多いデータベースのひとつ。Oracle Berkeley DB Java EditionはJava向けに最適化されており、エンタープライズユースのシステム開発で採用しやすい。