富士通と富士通システムソリューションズは11月10日、インターネットを利用した購買取引環境を提供するソリューション「WebSERVE smart e-COMMERCE」をSaaS型サービスとして提供開始したことを発表した。

同サービスは、現在顧客が利用している購買取引システムと取引先のICTシステム環境の違いから、メールやFaxなど手作業で行われていた業務をSaaSで代行するもの。

同サービスを用いることで購買取引データの"見える化"が実現され、取引先からの問い合わせ業務の軽減を図る。また、口頭やFaxによる発注からインターネットを経由する取引に変更することで、購買取引にかかる作業工数が減り、担当者の適正配置などの部門活性化が可能となる。

サービス体系はID数や取引量に準じているため、月額にかかるコストを抑えられる。加えて、顧客の業務に応じて、画面や項目の名称を専門知識がなくても簡単に変更することが可能。

WebSERVE smart e-COMMERCEの利用の仕組み

同サービスの基本料金は100IDで月額30万円から。スタートアップサービスの料金は180万円から、オプションサービスの料金は月額3万円からとなっている。