KDDIとNEC、auショップでデジタルサイネージ共同実験 - 都内2店舗で

KDDIとNECは2日、auショップにおけるデジタルサイネージ活用に関する共同実験を開始した。東京都内2店舗にディスプレイを設置し、状況に応じた情報やコンテンツ配信、携帯電話との組み合わせによる付加価値の提供も検証していく。2010年1月中旬まで実施する。

本実験は、NECのデジタルサイネージソリューションサービス「PanelDirector」(パネルディレクター)を利用し、都内2カ所のauショップ(池袋東口/光が丘IMA)で実施する。店舗内外にディスプレイを設置し、各状況に合わせた情報提供および効果検証を行なう。店内では、提供情報に対する利用者の視認効果を測定するほか、携帯電話と連携した飲食店情報の提供などを検証するとしている。屋外のディスプレイでは生活に役立つ地域情報の配信などを通じて、デジタルサイネージによる情報発信の有効性を検証する。

デジタルサイネージのコンテンツは、NECが持つデータセンターのサービス基盤から配信される。