東芝は11月2日、横浜事業所内に「磯子エンジニアリングセンター新棟」を完成し、原子力事業をグローバルに拡大するための中核拠点として稼働を開始したとを発表した。
新棟は、設計を立体視で確認できる最先端の3D-CADシステム、世界最高速レベルの高速通信ネットワーク、最新のセキュリティーシステムなど、エンジニアリングインフラが強化されている。
こうしたインフラを生かし、国内外の顧客、建設サイト、エンジニアリング・研究開発拠点と緊密なネットワークが構築されている。
新棟の建設に際してはエコの配慮もなされており、広範囲に照明人感センサーを設置して省エネ化を進めたほか、LED照明や省エネ効果の高い空調ヒートポンプチラーなど、さまざまなエコ技術を採用し、消費電力とCO2発生量を従来比で約3割削減している。