キヤノンは28日、A4プリントが30ppmという高速な印刷が可能なモノクロレーザープリンタ「LBP6300」を発表した。2010年1月発売予定で、価格は43,800円となっている。
片面印刷に加えて両面印刷の速度も16ppmにアップ。しかも、ウォームアップを10秒以下に抑え、ファーストプリントについても6.0秒と非常に高速になっているのが特長だ。
さらに、使いやすさを追求して一体型トナーカートリッジを採用。消耗品を1点に抑えることで、交換の手間や管理の負荷を軽減している。加えて、ネットワークインタフェースを標準装備する。このほか、トナーLOW感知や排紙満載検知といった機能も搭載している。
用紙対応力が向上していることもLBP6300のポイントで、不定形サイズに対応できる用紙カセットや、厚紙やラベル紙の印刷に使えるストレート排紙も可能。また、給紙枚数は通常では、本体に250枚、手差しトレイに50枚の300枚だが、500枚入る増設カセットを追加すれば最大800枚まで増やすことができる。
こうした各種新機能を搭載しながら、従来機であるLBP3310とほぼ同サイズになっている。
主な仕様としては、最大プリント解像度が2400dpiで、対応用紙はA4~A6/リーガル/レター。用紙種類は普通紙、厚紙、再生紙、郵便はがき、往復はがき、4面はがき、ラベル紙、封筒などに対応する。
インタフェースはUSB2.0、10/100BASE-TX有線LAN。サイズはW400×D376×H260mmで、重量は約11kg。