日立システムアンドサービスは10月26日、SAPジャパンとSAP ERPのチャネルパートナー契約を8月1日付けで締結し、同製品のソフトウェアライセンス販売からシステム構築、保守・運用に至るまでの一貫したサービス提供が可能となったことを発表した。
日立システムは同契約を機に、社内にSAP ERP専任のサポート部門を新設し、コンサルティング、システムの企画・設計、開発、保守・運用に至るまで、ワンストップで顧客に直接サービスを提供している。
さらに同社は、SAP AGが買収したBusiness Objectsの日本法人・日本ビジネスオブジェクツのゴールドパートナーを継承した「SAP BusinessObjects」のチャネルパートナーでもあり、SAP ERPとSAP BusinessObjectsを組み合わせた幅広いソリューションを提供することができる。
日立システムは今後、SAPアプリケーションの販売とSIサービスの提供を併せて、2009年度から2012年度までの累計で約150億円の販売を目標としている。