システム計画研究所は、クロマキー合成を実現するAfter Effects用プラグイン「ROBUSKEY for Adobe After Effects」を11月18日に発売すると発表した。価格は3万9,900円。
2006年に発売された同名のPhotoshop用プラグインでは、人物の"抜け"に特化した同社独自のクロマキーアルゴリズムを採用。髪の毛1本1本の複雑で細かい部分や透過素材などをワンクリックで自然にマッティングし、肌への映り込みや撮影時にできる背景のムラも自動で除去することが可能という。雑誌や写真集、ポスターなどで使われる合成写真の制作において、高い評価を受けているとのこと。
After Effects版の同プラグインも、Photoshop版と同じクロマキーアルゴリズムを搭載し、"かんたん、はやい、きれい"を継承。製品化にあたっては、第一線で活躍する映像クリエイターをはじめ多くの制作関係者にヒアリングを行い、現場の声と要望を反映したという。操作が複雑なクロマキー処理やマスク生成も簡単に行え、"抜き"にかかる手間と時間が大幅に軽減されるとしている。
対応アプリケーションはAfter Effects CS3 / CS4。対応OSは、32bitのWindows / Mac OS Xとなっており、MacintoshではIntelプロセッサ搭載機のみの動作を保証している。また、製品アクティベーションを行うためのインターネット環境が必要。