既報のように、マネージャというものはなかなか難しい仕事である。かくいう私もマネージャのはしくれ、良いマネージャになるコツのようなものがないかとさまざまな本や記事を読んだりしているのだが……。今回は「HRM Today」というビジネスサイトの「成功するマネージャの7つの秘密(原題: 7 Secrets of Successful Managers)」という記事を参考にしてみよう。
第1のコツ: 自分に満足している
自分自身の強みと弱みを自覚していて、それらに満足している、ということ。無理に強がらず、また、弱気にもならず、自然体でチームと接しよう。
第2のコツ: チームに自信を与える
あなたのチームはあなたや彼らが思っている以上にデキるチームなのだ。そのポテンシャルを引き出し、彼らが思いきり仕事ができるようにバックアップするのがマネージャの役目である。
第3のコツ: 高い目標を掲げる
ここでいう高い目標とは"stretch goal"と呼ばれるもので、一見不可能と思えるほど高い目標のことだ。これを達成するためには"think out of the box(常識にとらわれない発想)"が必要になる。まずマネージャが高い目標を掲げ、チーム全体の目標とすること。
第4のコツ: 率先垂範する
マネージャはチームの模範となるべく振る舞うこと。あなたは予想以上にチームメンバーに見られているのだから!
第5のコツ: 知らないことは聞く
マネージャは神様ではない。知らないことはすすんで周りに聞こう。チームメンバーも聞くことが悪いことではないとわかるようになる。
第6のコツ: 誤りを認める
マネージャも間違いを犯す。それはリスクを取ったからで、悪いことではない。間違いを犯したら素直に認め、謝罪しよう。決して、なかったことにしないこと。
第7のコツ: 誰の手柄かなんて気にしない
チームで成果が出たら、チーム全体の手柄としよう。決してマネージャのあなたの手柄にしないこと。そうしたら最後、あなたの信頼は地の底に堕ちること間違いなし。そんな上司が身近にいたら……ご愁傷さま。
最後におまけ: チームのメンバーに「心から感謝している」と言う時間を取ること。下っ端マネージャのあなたは部下の給料は上げられないだろうが、感謝の言葉はチームの心にしっかりと届き、良い効果を与えるはずだ。