JetBrains IntelliJ IDEA - The Most Intelligent Java IDE

JetBrainsは15日(米国時間)、IntelliJ IDEA Open Sourcedにおいて、次期バージョンIntelliJ IDEA 9.0から同プロダクトをオープンソースソフトウェアとして公開すると発表した。Apacheラインセンス2のもとで提供するという。IntelliJ IDEAはJavaで開発されたJava統合開発環境。NetBeans IDEやEclipse IDEといった人気の統合開発環境があるなか、軽快に開発できるIntelliJ IDEAには根強いファンがいる。

報告によればJetBrainsはIntelliJ IDEA 9.0を次の2つのエディションにして提供する。

  • Community Edition (OSS版。Java SE対応、GroovyやScala開発も支援)
  • Ultimate Edition (商用プロダクト版。Java EE対応。そのほかすべての商用版機能を含む)

OSS版で提供されるのはJava開発に要求される必要な機能となり、商用プロダクト版ではそれ以外のさまざまな拡張機能が提供される。OSS版と商用版で提供される機能の違いはIntelliJ IDEA Editions Comparisonにまとめられている。OSS版を提供する理由としてはIDEAのことを知っていても商用版であるということから使ってみるのを控えているユーザにも使ってもらいたいということ、OSS版を使ったエコシステムの実現、コミュニティから寄せられるフィードバックによる品質の向上などがあげられている。