キリンホールディングスのキリン食生活文化研究所は10月14日、「職場の人とのお酒の飲み方」に関する意識調査の結果を発表した。
調査は、2009年8月28日から9月2日の間、全国の20歳以上の男女を対象に実施。1万3,096件の有効回答を集計した。
調査の結果、職場の人とお酒を飲みに行く回数は月平均1.5回、1回あたりの平均予算は4,530円で、ともに2004年の調査開始以降最低の水準となった。また、1回あたりの支払い金額を上司/先輩、部下/後輩で比較した場合、それぞれ平均5,371円、4,031円となり、53:43の比率だった。
一方、職場での飲み会の必要性について、全体の約5割が「必要と思う」「まぁ必要と思うと回答」。中でもこの傾向が高いのは20代の男性で、上司/同僚との飲み会が必要だと考える人はともに6割を超えた。
また、お酒に対するイメージでは、20代、30代では「場の雰囲気を盛り上げるもの」、40代、50代では「適量であれば身体によい」と答えた割合が最も多かった。その他年代別で意識の差が顕著だった回答は「付き合いで飲むもの」で、20代の37.9%、30代の26.6%に対して、40代は22.1%、50代は18.7%にとどまった。
なお、「一緒にお酒を飲みたい上司と部下、同僚を有名人で言うと誰?」という質問に対し、
- 男性上司…所ジョージ
- 女性上司…天海祐希
- 男性部下…妻夫木聡
- 女性部下…ベッキー
- 男性同僚…福山雅治
- 女性同僚…天海祐希
がそれぞれ1位という結果になった。