SEMI(Semiconductor Equipment and Materials International:国際半導体製造装置材料協会)は10月13日(米国時間)、2010年の半導体向けSiウェハの出荷面積が2009年比で23%増加するとの予測を発表した。
これによると、2009年の出荷面積は前年比約20%減となる63億3,100万平方インチとなっており、SEMIのプレジデント兼CEOのStanley Myers氏は、「2009年の半導体デバイス用Siウェハの販売額は、底からの回復を見せるだろう。その結果、ウェハの出荷面積は、2年以内に世界同時不況前の水準を上回り、2011年には過去最高の年間出荷面積が記録されると予測される」とコメントしている。
具体的には、2010年が前年比23%増の77億5,900万平方インチとなり、続く2011年には同10%増となる85億3,700万平方インチとなることが予想されており、過去最高を記録した2007年の84億700万平方インチを超すこととなる。
Siウェハ面積 | 2007年 | 2008年 | 2009年(予測) | 2010年(予測) | 2011年(予測) |
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(100万 平方インチ) |
8,407 | 7,882 | 6,331 | 7,759 | 8,537 |
年成長率(%) | 9 | -6 | -20 | 23 | 10 |
2009年10月予測のSiウェハ出荷面積予測(数値は、ウェハメーカーよりエンドユーザーに出荷されたバージンテストウェハを含む鏡面ウェハ、エピウェハを集計したもので、ノンポリッシュは含まない) |