ARMは、Open Screen Projectの一環としてARM実装機器上でAdobe Flash Player 10.1の最適化実装を完了したことを発表した。Open Screen Projectは、約50の企業が参加する業界の取り組みで、携帯電話、デスクトップ、その他のコンシューマ機器に共通のランタイム環境を提供している。
これにより、Adobe Flash Player 10.1は、リリース時からARM実装機器上で正式にサポートされることとなるほか、ARM搭載機器にAdobe Flash Playerが導入されることにより、ユーザは、どこでもFlashによるWebコンテンツにアクセス可能となる。
実装されるコアは「ARM Cortex-Aシリーズ」で、これにより、携帯電話から、セットトップ・ボックス、モバイル・インタフェース機器、テレビ、車載プラットフォーム、パーソナル・メディア・プレーヤ、その他のモバイル・コンピューティング機器といったさまざまな機器においてPCのようなWebブラウジングが可能となる。