Entrepreneur - Business & Small Business |
Carol Tice氏がEntrepreneurにおいて5 Things I Hate About Your Websiteのタイトルのもと、特に中小企業のホームページのここが良くないという点を5つ紹介している。Entrepreneurは中小企業を対象とした記事を多く掲載している。紹介されている悪い点は次のとおり。
連絡先情報が掲載されていない
会社のホームページに連絡先情報が掲載されていない。これは見た目を素人くさくしてしまう。どこの都市をベースにし、どのタイムゾーンで仕事をしているかがわからないと、今連絡を入れるにしても適切な時間かどうかを判断できない。自分にとって必要な場所にある会社かどうかも判断できない。
理想的には、連絡先情報かまたはコンタクトへのリンクをスクロールする必要がないようにWebページの右上にわかるように掲載しておくべき。多くの中小企業のサイトはこれとは逆にページの下に薄い灰色、8ポイントのTimes Romanフォントで連絡先情報を掲載している。
メールを入力するフォームだけを提供している
誰しもメール入力フォームにメッセージを書き込みたいとはおもわない。メールフォームを入力せよと求められれば、どこの誰ともわからない何者かに入力したメッセージが送られるのではないかと思うだろう。もし仮に使っているCRMシステムでこの手のメールフォームを使うとダイレクトにデータが取り込めるとか、それ以外のなにかしらの理由があるにしても、少なくとも別のオプションとしてメールアドレスは提供しておいた方がいい。
電話番号がない
連絡先ページに住所も電話番号も掲載されていない。提供されているのはフォームだけ。これでは寝室でひとつのノートPCを共有してたった二人だけが作業しているような会社ではないかというイメージを抱かせてしまう。
会社概要のページにいつ設立されたかの情報も、どこに買収されたかの情報も掲載されていない
最近の会社概要のページは意味があるのかないのかよくわからないそれらしい言葉が並べられており、これだけではどういった会社かわからない。ユーザは会社概要のページを見て、会社がどういった変遷を経てきており、その背景には何があるのか、どのように成長してきたのかを知りたいもの。
ニュースページになんのメディアコンタクトも掲載されていない
メディアで自社が取り上げられたニュースへのリンクを掲載するニュースページを作っているかもしれないが、それを見て連絡を取りたいとおもっても、いったい誰に連絡を取ればいいのかが見当たらない。これに加えて電話番号もなし、メールフォームのみの提供ということになれば、忙しい場合には連絡を取ろうとはおもわない。