EMCジャパンとブロケード コミュニケーションズ システムズは10月14日、米Brocade製FCoE(Fibre Channel over Ethernet)対応スイッチ「Brocade 8000」を、「EMC Connectrix MP-8000B」としてEMCジャパンが販売を始めたと発表した。
EMC Connectrix MP-8000Bは、8Gb/秒ファイバ・チャネル・ポート8個と10GbEポート24個を搭載するスイッチ。10GbEポートはCEE(Converged Enhanced Ethernet)として機能する。
EMCでは、同製品のOEM販売の意義について「『EMC Connectrix』ファミリのスイッチ/ダイレクタにEMC Connectrix MP-8000Bが加わることで、FCoE標準とCEE標準のサーバおよびケーブルの統合が可能になり、高速かつデータを損失することなく、10GbEネットワーク上で、物理および仮想のサーバ/ストレージ・システム間のデータ転送を行えるようになる」と説明している。
また、同スイッチは「Connectrix Manager Data Center Edition」で管理されるため、従来のファイバ・チャネルSAN環境と新しいFCoE/CEE環境を1つのアプリケーションから管理することができるといった特徴もある。