富士通と米サン・マイクロシステムズは、新プロセッサ「SPARC64 VII」を搭載したUNIXサーバ「SPARC Enterprise」4製品を発表した。

提供されるのは、「SPARC Enterprise M4000」「SPARC Enterprise M5000」「SPARC Enterprise M8000」「SPARC Enterprise M9000」の4製品。

M9000とM8000は2.88GHz、M5000とM4000は2.53GHzの新プロセッサを搭載している。

これらの製品は新プロセッサの搭載およびメモリアクセス性能の向上により、従来機種に比べ最大25%性能が向上し、Oracle PeopleSoft Enterprise Payroll 9.0、SPECintratebase2006、SPECfpratebase2006 の4つのベンチマークにおいて、UNIXサーバとして世界最高性能を達成したという。

また、「SPARC64 VII」は、既存の「SPARCEnterprise」へのCPU追加、入替も可能だという。