日立システムアンドサービスは、PCからネットワークへの不正接続を防止するソフトウェア「オープンネット・ガード」とPCサーバをセットにした「オープンネット・ガード＠D」の販売を10月15日から開始すると発表した。

従来は構築・設定にはOSの専門知識が必要となり、導入までの準備期間を要していたが、今回、販売を開始する「オープンネット・ガード＠D」は、不正接続検知遮断機能とMAC認証DHCP機能に限定したソフトウェアをあらかじめPCサーバに組み込んで納品することで、IPアドレスなどの基本項目を設定するだけで導入できる。

機能としては、MACアドレスが登録されていない機器の接続を検知し、オプションの通信遮断装置と連携して遮断する「不正検知・遮断」、ネットワークに接続したPCの履歴情報を、統計的に表示する「接続履歴表示」、ネットワークに接続されている機器のMACアドレスを自動収集し、一括管理する「MACアドレス管理機能」、MACアドレスを登録したPCだけに、IPアドレスを配信する「MAC認証DHCP」などを備える。

不正検知機能

遮断機能

価格はPCサーバ・ハード保守1年間込みで58万円(税込)からとなっている。