先週から始まった経営チャンネル週間アクセスランキングの第2回目、今週は50本以上の新規記事が掲載されたが、このランキングは今週分の記事だけでなく、過去のものも含めた経営チャンネル全記事が集計対象である。したがって、作業も多少大変だったりするのだが、土日のコンテンツにもかかわらず、比較的読んでくれている方が多いようなので、今後もがんばって続けていきたい…と思う。
というわけで、10/3~10/9のアクセスランキングを見ていこう。
先週のJVC・ケンウッドの記事ほど"ぶっちぎり"状態ではないが、かなりの差をつけて第1位の座を獲得したのは、JR東日本の蓄電池駆動電車システムのニュース。まだ試験段階だが、完成すれば非電化区間でも電車が走ることができるようになるという。この試験車両、「NE Train スマート電池くん」というなんとも可愛らしい名前が付けられている。電池の力でけなげに走る姿を想像すると、鉄道ファンならずとも「がんばれー」とつい応援したい気持ちになる。これに加えて環境のことも考えているとなれば、期待度はかなり高い。ぜひとも早く、実際に走る姿を見せてほしいものだ。
第2位はCEATEC JAPAN 2009前日のレポート。不況で出展者減に加え、今年は開催期間中に台風に見舞われるなど、きびしい状況を余儀なくされたCEATECだが、それでも3Dや環境に関する展示は好評だったようだ。マイコミジャーナルではエンタープライズチャンネルや家電チャンネルでもCEATECのレポート記事を数多く掲載しているので、チェックしてみてほしい。
今週はランキング系の記事が3本ベストテン入り(第3位、第4位、第7位)した。やはり具体的に順位という数字で視覚化されると、気になる人は多いようだ。驚いたのは第4位のトーマツの記事で取り上げられた某SNS企業。成長率2,636%って、いったい…。
フランステレコムの記事がランクインしたのは、意外というよりも「やはり」という感じ。成人の自殺者が多い日本人にとって、他国とはいえ、働き盛りにある人びとがみずから命を絶つ事実に心を痛めずにはいられないからだろう。同社で自殺が増えているニュースは小誌でもたびたびお伝えしてきたが、それにしても職場を死に場所に選ぶ人がこんなにも多いとは、かなり驚きである。
ベストテン入りした記事を眺めてみると、"環境"をキーワードにしているものが多いことに気がついた。当面、この傾向はますます強くなっていくのは間違いないだろう。