グーグルは8日、Googleマップの「ストリートビュー」対象エリアを拡大したと発表した。名古屋/ 旭川/ 富良野/ 長崎/ 佐世保/ 沖縄/ 南西諸島の一部のエリアを公開。合わせてパートナープログラムによる内部公開を開始した施設も発表した。
360度パノラマビューで実際の路上や周辺環境を閲覧できるストリートビュー。これまで東京や大阪、京都など12都市のデータが提供されてきたが、新たに名古屋/ 旭川/ 富良野/ 長崎/ 佐世保/ 沖縄/ 南西諸島の一部に提供エリアを拡大した。2008年8月のサービス公開以降、プライバシー問題などで物議をかもしてきた同サービスだが、初のエリア拡大にあたり、「対象地域の方とのコミュニケーションを最重要視して進めて」(同社)きたとしている。
加えて、8日より公開となった施設を発表した。同社は今年5月、「ストリートビュー パートナープログラム」を発表。施設内を専用車で撮影し、ストリートビューと同様の形式で外部に公開できるようにした。同プログラムを活用して公開となった施設は次のとおり。旭山動物園/ 札幌ドーム/ 円山動物園/ 北海道大学/ 北大植物園/ モエレ沼公園/ 中島公園/ 芸術の森野外美術館/ 滝野すずらん丘陵公園/ 羊ヶ丘展望台/ 北海道開拓の村/ 真駒内公園(いずれも札幌)/ スカイウェイカントリークラブ(成田)/ ハウステンボス(長崎)。