CEATEC JAPAN 2009の初日となる10月6日、正午から開催会場の幕張メッセに隣接するホテルニューオータニ幕張で、オープニングレセプションが開催された。
主催者、出展企業幹部、後援・協賛団体関係者などを招いて開かれた同イベントには、経済産業省の増子輝彦副大臣、総務大臣政務官の長谷川憲正氏が来賓として駆けつけたほか、主催3団体である社団法人電子情報技術産業協会の大坪文雄会長、情報通信ネットワーク産業協会の篠塚勝正会長、社団法人コンピュータソフトウェア協会の和田成史会長をはじめとする関係者代表によるテープカットが行われた。
挨拶した大坪会長は、「産業間の連携を促すデジタルコンバージェンスが今回のテーマ。また、第10回目を迎えたことにあわせて特別展示を行った」などとして、開催主旨を説明。祝辞を述べた増子副大臣は、「出展内容を見て、日本の底力がここにあると感じだ。国際公約となったCO2を25%削減するという目標は、日本の国家目標であり、2020年の日本のあるべき姿である。ぜひ、みなさんにも力添えをいただきたい」としたほか、長谷川政務官は、「日本でいま一番足りないのは、ワクワク、ドキドキであるが、展示内容を見て、久しぶりにワクワク、ドキドキした。日本の経済を引っ張る役割に期待している」と語った。
関係者によるテープカットの様子(動画はこちら) |
午前中からは電機大手各社の幹部も来場した。
いの一番に会場に姿を表したのはパナソニックの大坪文雄社長。開場前の午前10時前には各社のブースを訪問。一方、午前10時にはソニーの中鉢良治副会長が、ソニーブースのほか、シャープブース、パナソニックブースなどを訪問。午前11時過ぎにはシャープの片山幹雄社長が、シャープブースを訪問後、ソニーブースの前で中鉢副会長と合流。ソニーブースを中鉢副会長の説明を受けながら訪問したのちに、東芝ブースを訪れた。
また、大坪社長は、午前10時30分頃から増子副大臣をとともに、会場内を視察。予定時間を超過する形で、各ブースの説明を受けていた。