キヤノンマーケティングジャパンは、「imageFORMULA」(イメージフォーミュラ)シリーズの新製品として、サイズW280×D95×H40mm、重量約1kgのキュメントスキャナ「DR-150」を発表した。価格はオープンプライスだが、店頭予想価格は30,000円弱。発売は10月16日予定。
DR-150は、USBバスパワー駆動のCISドキュメントスキャナ。さまざまなサイズの原稿、白黒/カラーあるいは片面/両面が混在した原稿を給紙トレイにセットしてワンプッシュで読み取りを行う。また、USBケーブル1本ではカラー毎分10枚、モノクロ毎分12枚の速度でスキャン可能。USBケーブル2本あるいはUSBケーブル1本とACアダプタ(別売)を使用した場合は、カラー毎分10枚、モノクロ毎分15枚でスキャンできる。
そのほか、両面を同時に読み取る「1パス両面スキャン」、「斜行補正」「白紙スキップ」「文字向き検知」などの画像補正機能も搭載。本体背面の「Auto Start」スイッチをONにすると、PCへの接続時に大容量記憶デバイスとして認識され、内蔵の簡易版ユーティリティ「CaptureOnTouch Lite」が起動。デバイスドライバやユーティリティ類がインストールされていないPCでも利用可能となる。「Auto Start」がOFFの場合は、標準同梱のTWAIN/ISISドライバとユーティリティ「CaptureOnTouch」をPCにインストールすることで、さまざまなソフトウェアと連携させられるようになる。
対象原稿サイズは、自動検知/A4/A5/A6/B5/B6/リーガル/レター。また特殊原稿としてNCRペーパー(感圧紙)、バインダ用開穴紙にも対応。最大トレイ積載量は約20枚。センサー方式はCISで、光学解像度は600dpi。出力解像度は150×150/200×200/300×300/400×400/600×600dpi。 読み取りモードは、二値の場合白黒/アドバンストテキストエンハンスメントII/誤差拡散、多値の場合256階調グレースケール/24bitカラー/カラー白黒検知。
USBケーブルのみ使用時の解像度/読み取り速度(A4/縦方向) - 白黒/256階調グレースケール | ||||
dpi | 150 | 200 | 300 | 600 |
---|---|---|---|---|
12 | 5 | |||
14 | 5 |
USBケーブルのみ使用時の解像度/読み取り速度(A4/縦方向) - 24bitカラー | ||||
dpi | 150 | 200 | 300 | 600 |
---|---|---|---|---|
10 | 6 | 1 | ||
10 | 6 | 1.5 |
サイズは、給紙トレイ収納時W280×D95×H40mmで、給紙トレイ全開時W280×D222.7×H202.2mm。重量約1kg。インタフェースはUSB 2.0。対応OSはWindows 2000 Professional SP4/XP SP3/XP x64 Edition SP2/Vista SP2(32/64bit)/7(32/64bit)以上。「やさしく名刺ファイリング エントリー3」「やさしく家計簿エントリー」を同梱。