日本ユニシスと富士ソフトは、「Microsoft Office SharePoint Server 2007」におけるEnterprise Contents Management(以下ECM)機能を活用した文書管理システム構築サービス提供で協業すると発表した。
文書管理システム構築サービスでは、SharePoint Server 2007のドキュメントライブラリーの機能を活用したサイト構築、クライアント文書登録モジュールの提供、富士ゼロックス社製複合機 ApeosPort 連携モジュールの提供、スキャニングデータ(PDF)のWindows Rights Management Servicesによる暗号化の4つの機能を提供する。
SharePoint Server 2007のドキュメントライブラリーの機能を活用したサイト構築では、簡易ワークショップによるコンテンツのカテゴライズとドキュメントライブラリーの構成の決定、ドキュメントライブラリーの属性情報(列)の活用、SharePoint Server 2007検索結果のカスタマイズを提供。
クライアント文書登録モジュールの提供では、ユーザの投稿権限のあるドキュメントライブラリーを自動的に表示し、文書及びその属性情報をドラッグアンドドロップで登録できるクライアントアプリケーションや、Windows Presentation Foundationによる高度な操作性を実現。
富士ゼロックス社製複合機ApeosPort連携モジュールの提供では、富士ゼロックス社のApeos IntegrationPlus SDKを活用し、ApeosPort -IIIとSharePointの連携実現や、複合機付属の外部アクセス画面にユーザの投稿権限のあるドキュメントライブラリーを自動的に表示し、スキャニングデータとその属性情報の直接登録を可能にする。
このサービスにおいて日本ユニシスは、SharePoint Server 2007文書管理システム構築を担当し、富士ソフトは、関連モジュールの提供及びその適用・カスタマイズに関するサービスを提供するという。