グレープシティは10月1日、.NET Frameworkコンポーネントの新版「InputMan for Windows Forms 6.0J」および「PlusPak for Windows Forms 6.0J」を発表した。

InputManは、データ入力に特化したUIコンポーネント。テキスト、マスク、数値、日付といった9種のデータタイプ別入力コントロールや、エラー通知機能を備えたデータ検証コンポーネント、IME制御/住所検索コンポーネントなどが収録されている。新版では、4.0J以前のInputManを利用したプロジェクトをスムーズに移行するための専用クラスをが追加されたほか、日本語変換システム「ATOK」を新たにサポートした。

PlusPakの新コントロール

一方、PlusPakは、多彩な機能を収録した拡張ツールライブラリ集で、UI構築用コントロールセットやプロパティ管理アドイン、バーコード/PDF生成コンポーネントなどが収録されている。新版では、カラーピッカー/フォントピッカーやチェックボックス/ラジオボタン用グループボックスなど、5つのコントロールが追加されている。

InputManを利用した入力フォーム

InputManのリストコントロール。マルチカラムをサポート

両製品ともに10月30日より発売。価格はInputManが1開発ライセンスあたり12万6000円、PlusPakが1開発ライセンスあたり6万9300円。いずれも前バージョン(5.0J)の登録ユーザーには、期間限定で無償提供される。なお、PlusPakに関しては、これまでダウンロード販売のみだったが、今回よりパッケージ販売も開始される。