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Firefoxの開発版においてWebGLが利用できるようになった。WebGLの実装はもともとCanvas要素において3Dレンダリングを実施する方法として数年間取り組みが進められてきたもの。以前Mozillaはこの技術をCanvas 3Dと呼んでいた。WebブラウザからOpenGLを利用する方法を提供するもので、現在はWebGLとして標準化が進められている。
WebGLの実装についてはWebKitでも進められており、先日、WebKitにおけるWebGLの実装についても話題にあがってきた。ChromeとOperaでもそれぞれ独自に3Dへの対応が進められている。それぞれのアプローチの説明は次の記事にまとまっている。
Firefox開発版でWebGLを試すには、18日以降の開発版を取得して、アドレスバーに「about:config」と入力して設定画面を表示させたあとで、"webgl.enabled_for_all_sites"の値をfalseからtrueへ変更すればいい。標準化のタイミングを考えると、Firefox 3.7リリースで機能が有効になるのではないかとみられる。どのWebブラウザのアプローチが標準化するかは未だ不透明だが、Firefoxの取り組みにWebKitが対応したことは注目される。