毎日コミュニケーションズは9月29日、季刊のITプロフェッショナル向け専門誌『システム開発ジャーナル Vol.11』の発売を開始する。価格は1,880円。判型はB5正寸で、全国の主要書店やネット書店にて販売される。

同誌は「価値を"創造"するITプロのための技術支援情報誌」として、主に開発現場の上流工程を担当する人材や、ユーザー企業の情報システム部門に従事する読者層をターゲットとしている。

Vol.11の特集1は「OpenSocial」。OpenSocialは2007年11月にGoogleが発表したSNS上で動作するアプリケーションの共通開発基盤だが、OpenSocialに準拠した「mixiアプリ」が正式公開されたことで、注目度が高まっている状況だ。本特集では、企業や開発者に様々な可能性を提供するOpenSosialについて、その要素技術や具体的な開発方法を現場の第一線で活躍する執筆陣が詳しく解説している。なお、本特集で掲載されているOpenSocialアプリのサンプルコードは小誌の特設ページ(9月29日公開)でも参照できる。

特集2では、Windows 7を企業に導入する際に知っておくべきポイントを解説。特にWindows XPで構築されている情報システムのインフラをWindows 7にリプレースする際に役立つ情報が網羅されているため、企業のIT部門担当者は必読と言えるだろう。

また特集3では、サーバのバックアップや障害時の対策といった運用負荷の軽減を図る際に有効なサーババックアップソフトについて製品選びのポイントが解説されており、主要ベンダ各社の特色を把握することができる。