NTTデータは、ハードウェアトークンの代わりに、携帯電話を使ってワンタイムパスワードを生成し、認証するためのサーバアプライアンス製品「RSA SecurID Appliance」を発表した。
携帯電話によるワンタイムパスワード生成 |
ユーザーは携帯電話でURLにアクセスし、NTTデータのサーバからソフトウェアトークンをダウンロードし、IDとパスワードなどを入力するだけでセットアップが完了する。対応機種は400以上あるという。
アプライアンスには、認証サーバのRSA Authentication Managerがインストールされており、ユーザーは別途サーバを用意することなく、ワンタイムパスワード環境を短期間で導入できる。また、ハードウエアトークンの併用も可能だという。
同社では、小規模オフィスや事業所単位での導入がしやすいように、100人以下、250人以下の利用者向け商品を用意している。
標準価格(税抜)は、アプライアンス+100ユーザー(携帯電話版ソフトウエアトークン有効期限3年)が250万円から、アプライアンス+250ユーザー(携帯電話版ソフトウエアトークン有効期限3年)が500万円からとなっている。
NTTデータでは、このセット商品を今年度50社へ導入し、1億円の販売を目指していくという。