日本HPは、USBメモリやSDカードなどのフラッシュメディアデバイスを利用し、「VMware ESXi 4.0」および「Citrix XenServer 5.5」を用いた仮想化環境を簡単に構築できる組み込み型仮想化パッケージ製品「4GB USB フラッシュメディアドライブキー/4GB SD フラッシュメディア」を発表した。
日本HPでは、本日より同社のWebサイトからHP ProLiantサーバ向けに最適化されたVMware ESXi 4.0とCitrix XenServer5.5が無償でダウンロードできる形態にし、これによりフラッシュメディアデバイスにインストールして使用できるようになった。
標準小売価格は、4GB USB フラッシュメディアドライブキーが8,400円、4GB SD フラッシュメディアが8,400円となっており、いずれも10月上旬に出荷が開始される。
また、同時に「Citrix XenServer」の仮想マシンの設定やパフォーマンス管理などを行う「Citrix XenServer用 HP ProLiant Virtual Console(PVC)フルライセンス」も発表した。
このライセンスは、Citrix XenServer をダウンロードする際に90日評価版として提供するPVCを、正規ライセンスにするオプションキット。標準小売価格は1万7,850円 で9月下旬より出荷される。